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いろんな国の人います。文字通り、ユネスコが認めるとおり多国籍です。
バンクーバーやモントリオールも、多国籍な印象を受けましたがはっきりそれ以上です。
トロントには中華街、リトルイタリー、リトルポルトガル、ギリシア人街、コリアンタウン、ウクレニアンタウンなどの、
いわゆるエスニックタウンがたくさんあり、各々の母国文化がパッチワークのように住み分けられています。
反対にダウンタウンでは、「母国文化のすみわけ」という点からは正反対の面があります。
メトロで隣り合った黒人と白人が、ちょっと話しているのを見たりする機会も多いと思います。
また、食通の人にとって、トロントは絶好の場所です。
例えばダウンタウンのYongストリートを歩けば、ギリシア料理、ベトナム料理、中華料理、インド料理、
日本料理など世界の料理のレストランがあります。(ランチで6〜9ドルくらい。)
他方、多民族国家の現実的な課題として、識字率の普及があります。
現実的に移民のなかには、ほとんど英語が話せず母国語で生活をしている人もいます。
そもそもカナダ政府は移民の英語教育を推進する必要があるのですが、特に近年は税制負担から厳しい状況のようです。
だから、たとえカナダとはいえ、英語が話せないカナダ人にも出会う可能性があります。
ケベック州はフランス語が公用語なのであえて例外しますが、特に移民の多いトロントです。
そちぷの場合、ホームステイ先で英語と同じくらいポーランド語を聞きました。
カナダ最大のコスモポリタンシティは、歩けば分かる「いろんな国の人が作り上げた街」です。
 イートン・センター前 |
 旧市庁舎ちかく |
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