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ケベック旅行記
ケベック1日目 |  ケベック2日目 |  ケベック3日目 |
ケベック1日目
4月末の早朝のケベックの空は、真っ暗だった。
AM5:00、ハリファックスを出発したオーシャン号は、ケベックへの乗換えのためシャーニーに到着。 シャーニー駅に着く少し前から、車内では数人が降りる準備をはじめていました。みんな、乗り過ごすのを相当気にしていたようです。

シャーニー駅到着
シャーニー駅到着


シャーニーの駅からケベックまではシャトルバス(バン)で向かいました。乗車料金はオーシャン号に含まれています。 旅行中の中高年カップルやオバチャン2人組など、合計6人がバンに乗り込み、暗闇の中、ケベック駅に向かいました。

この日は霧が強く、外灯の明かりをいっそう幻想的にしていた。 窓から見たロウアータウンの様子はめっちゃきれいでした。 ふと見上げた旧市街にはシャトー・フロントナックがず〜んと構えており、めっちゃ幻想的でした。 バンクーバー、カムループス、バンフ、ジャスパー、ケンモア、ビクトリア、トロント、ハリファックスとカナダの街を見てきましたが、一番かっこいいところだと感動!

早朝6時前、ケベックのVIA駅のパレ駅に到着。
薄暗い中すぐにロウアータウンへ向かい、日が昇り始めるまで写真をとりまくった。なにもかもが美しく見えた。

朝日が昇り始めてから、パレ駅の中にある24時間オープンのカフェでサンドイッチとカプチーノで10時過ぎまで、うとうとしつつ体力回復することにした。

ケベックのロウアータウン
早朝のロウアータウン
シャトー・フロントナック
シャトー・フロントナック
セントローレンス川
朝焼けのセントローレンス川


10:00過ぎにパレ駅を出て、チェックインのためユースホステルを目指した。 パレ駅からアッパータウンまでは急な坂を上った。スーツケースを転がすには急な坂だった。 病院の脇をとおり、石畳の道を歩き、見つけたユースホステルにチェックインした。 ハリファックスと比べると、新しくてきれいで大きいところだった。 受付で地図をもらい、モンモランシー滝への行き方を確認して出かけた。

まず、ユースホステルで教えてもらった近所のタバコ屋で、バスの1日乗車券(使用日をスクラッチするタイプ)を安く手に入れた。 いざモンモランシーの滝(Parc de la Chute-Montmorency)を目指した。

市バス800でモンモランシーの滝へ行く途中、少なくとも3つ以上の立派な教会があった。思わずバスから降りて写真を撮ることにした。ケベックは青銅のとんがり屋根のある教会が多い。 とにかく目に映るものすべてが魅力的でいくら写真をとっても撮り足りないところだった。

再びバスに乗り、モンモランシー滝の上についたときは昼になっていた。 モンモランシーの滝の落差はナイアガラの滝以上とのこと。しかも滝つぼの真上に吊橋があり無料で渡ることができた。 滝の上からでも下からでも楽しめるところだが、とくに吊橋からの景色がよかった。セントローレンス側越しのオルレアン島や旧市街と新市街も見渡せた。

モンモランシーの滝その1
滝上の吊橋
揺れはほとんどないので安心
モンモランシーの滝その2
滝上からの眺め
オルレアン島が近く
モンモランシーの滝その3
モンモランシーの滝
冬にはこの滝が凍るとの事


上からでも下からでも滝を観光した後、昼食に、滝の上のバス亭近くの定食屋に立ち寄った。 従業員は、皆フランス語オンリーだった。

家族で経営しているところで、ウエイトレスがめちゃかわいい上に、分からないフランス語のメニューを親切に教えてくれた。 とりあえず適当にハンバーガーセットを注文した。出てきたフレンチフライには、どっぷりとソースとぷりぷりしたチーズがかかっており、 これがケベック流だと初めてしった。それが美味い!めちゃ美味!プティンというらしい。 後で、カナダのハンバーガー屋さんのサイドメニューにあることを知り、お気に入りにした。 結局、かれこれ3時間くらい滝観光して、旧市街へ戻った。

その帰り道、市バスで旧市街の高台へ上るときには街を囲う高い壁のとなりを走るので、ケベック旧市街が城塞都市だったことが実感。

その後、ケベック観光の目玉・シャトー・フロントナックを拝み、なんちゅー立派なお城だ!と感動。 テラス・デュフラン、シタデル、シタデル付近など旧市街を歩き倒して初日終了。 この日は週末で、旧市街は4月とはいえすごい賑わいで、テラス・デュフランのベンチはすべて満席状態だった。 そこらじゅうに観光客がいた旧市街だが、モンモランシー滝は空いていた。

ケベック旧市街その1
ケベック旧市街を囲む城壁
ケベック旧市街その2
旧市街への門
テラス・デュフランその1
テラス・デュフランの大砲
シャトー・フロントナック
シャトー・フロントナック
アルム広場前
アルム広場前の通り
テラス・デュフランその2
テラス・デュフランの露店


ケベック2日目
ケベックの朝食といえば、クレープ。
ということで、旧市街のクレープ屋・BRETONで、ハムと卵とほうれん草のクレープ+カプチーノを食した。 カウンター席の前で焼いてくれるクレープが美味!明日の朝も来ようと決定! 本当いいところだよケベックは。美味いし、きれいだし。


BRETON
BRETON
BRETONのクレープその1
カウンターで焼いてくれるクレープ
BRETONのクレープその2
BRETONのクレープ


朝食の後は昼過ぎまで、旧市街・ロウアータウンを隈なく歩き回り、へとへとになった。 歩き疲れたので、アルム広場近くのバス停から、バスに乗り旧市街を1周する事にした。これが面白かった。

バスの運転手は小太りのオバチャン。その運転手が旧市街の細い道を結構スピード出してバスを運転。 ストップ&ゴーといった感じでブレーキングもなかなか迫力ある運転で、石畳の道の縁石に前輪を乗り上げながらのコーナリング! さすが、F1のヴィルヌーブの故郷といった感じだった。思わぬアトラクションとなった。


ケベック旧市街
旧市街の町並み
トレゾール通り
絵描き有名なトレゾール通り


その後、ケベック州議事堂近くからバスに乗り、適当に郊外へ向かうことにした。
グランダレ通りを旧市街と反対方面へ行くと、巨大なショッピングモールが右側に見えてきた。 バンクーバーのメトロタウン、トロントのイートンセンターよりも広そうな敷地で、とにかく店が多い。 このショッピングモールは本当に広く、歩くだけで軽く1時間はかかったが、結局2時間くらい楽しめた。

SIMONSはその敷地の端っこにあったケベックの老舗デパート。
カナダのデザインはださいという人も多いが、格好いいデザインの服やアクセサリーが並んでいた。 服の値段は日本のデパートの半額ほど(約C$50)で、デザインは多分、日本では無いものばかりだった。 普段服は買わない人でも、SIMONSでは買いたくなる気がした。本当に格好いいデザインが、しかも安い!

その後、旧市街までいったん戻った。夕方、再び郊外まで足を伸ばし、適当にバスを降りて街を歩いた。 団地や集合住宅でも日本とは違い、お洒落。いいな〜と思いながら写真を撮っているうちに、軽く迷子になった。
住宅街の中をさ迷うこと約2時間。
バス停が見当たらず、本格的に迷子になった。 やっぱり地図くらいはもって来るべきだったかなと、弱気になっているところでバス停を発見。一安心。

その後、旧市街へ戻る途中で見つけた道路沿いの定食屋で夕食に。
この店では、厨房のコックさん1人だけが英語を話し、ほかのウェイトレスやお上さんはオールフレンチだった。 ケベック流フレンチフライを食べれて満足。 その後、道に迷うことも無くユースホステルへ戻り、この日のケベック観光は終了。

SIMONS
SIMONS
ケベック郊外
郊外の団地
ケベック流フレンチフライ
プティン(ケベック流フレンチフライ)


ケベック3日目
ケベック最終日。快晴の朝だった!滞在中で一番いい天気になった! BRETONで朝食のクレープを食べてから、まずノートルダム大聖堂へ。 その後、シャトー・フロナック周辺へうろうろし、青い空をバックに写真を取り捲った。 フニキュラーなるケーブルカーで、昨日まで歩いていた「首降り階段」下まで降りて昼食に。

ノートルダム大聖堂その1
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂その2
ノートルダム大聖堂の天井画

シャトー・フロントナック
シャトー・フロントナック
世界遺産の歴史地区
世界遺産の歴史地区
フニキュラー
フニキュラー(ケーブルカー)


午後の列車が出るまでに、ロウアータウンのレストラン・LE CONCHON DINGUEに行った。
混雑していなそうだったが、料理を出すのが遅すぎ。席に着いてから約20分の間に出てきたのが、スープだけという状態。 列車の発車時刻が迫っていたので、急遽ウェイトレスにテイクアウトを頼んんだ。 で、ドギーバッグに入れてもらい、ダッシュでパリ駅に向かった。

ロワイヤル広場を早足で抜け、でっかい壁画の横を通り、約20分は競歩みたく急いだ。 無事に、乗車時間までにパリ駅に到着。駅でドギーバックを開けて昼食。やや冷たくなったオムレツだったが、まあまあ美味かった。

こうして、発車予定時刻にパリ駅を出発した列車は、次なる目的地オタワへ向かったのでした。 >>NEXTにススム



ロワイヤル広場
ロワイヤル広場
勝利のノートルダム教会
勝利のノートルダム教会
巨大壁画
この壁画には深い意味が。
バリ駅その1
VIAパリ駅(左)とバスディーポ(右)
バリ駅その2
VIAパリ駅(なか)
ロウアータウン
世界遺産のロウアータウン


編集後記
今回の旅行期間中、爆発的に撮影枚数が増えた場所がケベックだった。
とんがり屋根の教会、ファンタジックな街並みなど、特に建築様式が醸し出すケベックの魅力は、 拙い文章で表現するのが申し訳ないくらい美しい。カナダでもっとも美しい街だと思った。

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掲載内容は管理人そちぷのカナダ旅行の体験をもとにした個人的な意見です。各人の責任においてご利用ください。