そちぷのカナダF1観戦ガイド
 ジル・ビルヌーブ・サーキットやF1開催中のモントリオールの様子を綴ったF1カナダグランプリの観戦記・F1観戦情報・写真などを綴りました。
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 F1観戦記 6月13日(日) カナダグランプリ最終日 F1開幕前日(木) | F1初日(金) | 予選最終日(土)

美味、クレープ
早いもので、カナダグランプリの決勝があっという間に来た感じだった。 朝辛かったが、F1のためにAM6:00前に起床。足に疲れが残っていたがシャワーを浴びてすぐにサーキットに出発。 昨日までの疲れも、AM7:00頃サーキット最寄り駅に到着したら、オートリセットで気合入りまっせ。

待ち合わせのルカ様と合流して、まずはサーキット内でクレープとカフェでおフランス風に朝食にした。 ケベックでは卵やハムを具にしたクレープが朝食に食べられている。それがサーキットでも買えた。美味なり。

F1カナダグランプリ決勝
朝食の後はルカ様と別行動となり、グランドスタンド裏のビーチの日陰で、ゴロ寝で体力温存。 サポートレースのフェラーリのエンジン音をBGMに、芝生の上で寝転びウトウトした。 ドライバーパレード開始30分前に、グランドスタンドの席に行きスタンバイすると、時間通りにドライバーが登場した。

ルノー、マクラーレンに続き、バトンと佐藤琢磨も次々にグランドストレート上にとめられたパレード用のクラッシックカーに乗り込んでいく。 佐藤琢磨が姿を現したときは、ルノーとマクラーレンの4人のよりすごい歓声がわきあがった。 パレード終了後、元いたビーチの日陰に戻ると、座る場所もないくらい人が増えていた。 少し移動して、寝転がれる場所を見つけ、再び充電開始。

今度は決勝レース開始30分前にハーゲンダッツ(約4C$)を買い、席に戻りスタンバイ。 メカニックが機材をグリッド上に並べ始め、いよいよマシンが姿を現すと場内大喝采。みんな立って見始める。 ちょうどバトンが目の前の席で、ラルフとトゥルーリもばっちり見えた。 フェラーリは遠めで見えにくかったけど。

サーキットの係員はけっこう仕事しており、勝手にフェンス横に移動して写真をとろうとする人をきちんと席に返していた。 (ドライバーパレードのときは、結構許していたけど。。)

フォーメーションラップに出た後は、座り直す人がちらほら出始めるが、依然立ったままの人がほとんど。 そりゃそうだ、前の方の席は立った方が遠くまで見えるし、写真も撮りやすいから。 グリッドに全車並びレッドシグナルがまさに消えようとした時、後ろのインド系っぽい親父がとんとんと背中をたたき、座ってくれというジェスチャーをしやがった。 反射的に振り向いて「ワンセカンド」と言った次の瞬間、ひときわ甲高くなったエンジン音が鳴り響き全車スタート。 速攻で振り返ると、すでに中盤グリッド以降のマシンが駆け抜けていってるではないか!

この親父!なんてタイミングで邪魔しやがるんじゃー!

基本的に日本のファンは勤勉なファンが多く、チームやドライバーのこと以外にもアンダーステアとか技術的な話が出来る人も多いと思う。 F1ってやっぱりメカのレースっていう部分が多いし、知っておいたほうが見ごたえもあるからだと思うが、F1をよく知っているF1ファンが多いと思う。 ところがカナダの場合、極端に言うと、レース愛好家か近くの盆踊りに行く程度の気持ちの人の2種類だと思う。 レース始まってからでも平気で遅れてくる人も結構いるし、背中をノックした親父も決勝レースの途中で帰っちゃったし。 実際、親子連れの人やお年よりも多くリラックスしてのんびりレース観戦する雰囲気はいいんだけどさ。

さて、グランドスタンドの観戦は、スタート直後の1コーナーでリタイヤしたトゥルーリがピットまで戻る途中でスタンド席に手を振ってくれたのはよかったけど、 レース自体は、シューミーあんたいつの間にトップになったの?といった感じ。 ちょうどシューミーのピット前という事もあり、サインボード見ながら周回数と前後のドライバーが変化していくのをリアルタイムで楽しめたけど、ヘアピン席の方がよかったかなと思う。

サインボードにファイナルラップのL1が張られ、シューミーがファイナルラップに入るとエンジニア達がピットから飛び出してきてフェンスによじ登るTVと一緒の光景があった。 シューミーがウィニングラップから戻ってくる前に、チョットあんたらどこから入ったの?というくらいたくさんの人がコースに入り、表彰台の下へ走っていった。 グランドスタンドの席からはばっちり表彰台が見えていたので、表彰台のシューミージャンプを待ちつつ、カメラを手にスタンバイ。 あいにくシューマッハーの脅威のジャンプはなかったが、シューマッハ、バリチェロ、ラフルの生シャンパンファイトがみれてよかった。

レース終了後
表彰式の後、グランドスタンド下のフェンスの穴をくぐりコースに入った。 グランドストレートからピットを眺めれた。フェラーリのピット前はすごい人だかりだった。 結局、3時半頃にサーキットを後にし、サンテレーヌ島からコンコルド橋を渡りダウンタウンへ向かうことにした。

が、これがすごく疲れる事の原因に。 まず、サンテレーヌ島からコンコルド橋を渡りきるのに約20分。 それから、旧港を挟んでダウンタウンと平行に歩くこと約30分。 そこでバスやタクシーを待つ超長蛇の列に遭遇して、ダウンタウンまでの道順を警備員に確認すると「5〜10ドル払ってタクシーがベスト」だと言われた。 すでに300人くらい並んでいたので、徒歩の旅を続行することに。 旧港へ向かう人は少なく、旧市街のマギル通りに到着したときは、さらに30分が経っていた。 駄目、もう限界。ということでようやくたどり着いた旧市街のレストランで休憩。や〜、よく歩いた。マラソンした後みたいだった。

NEWTOWN
その後、NEWTOWNでルカ様と合流。 日曜夜のクレセント通りは、すでにステージやF1マシンは撤去されていた。 その代わりか謎だが、ポルシェがたくさんNEWTOWNの前に並んでいた。

NEWTOWNのウェイターによると、日曜夕方にニキ・ラウダが来店していたとの事。 5分くらい早く来ていたら会えたらしかった。ヴィルヌーブは年に4,5回顔を出すらしいとの事。 って会えたら超ラッキーだわ、たったそれっぽちしかこないんじゃ。 でも、こんな感じで色々話してくれたウェイターはいい人だった。

NEWTOWNのディナーの後は、クレセント通りの屋外パプに行った。 グランプリ前夜より相当静かになった日曜夜のクレセント通りは、パブも席が見つけやすかった。 モルソンビールを片手にモントリオール最後の夜を楽しんだ。 明日午前中はダウンタウン観光、午後のVIAに乗り夜トロントに戻らねば。

F1カナダグランプリ観戦
サーキットのクレープ屋
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グランドスタンドの裏
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パレード中の佐藤琢磨
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スタートの準備
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スタート前のバトン
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最終コーナーのフェラーリ
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初めて撮ったシャンパンファイト
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レース終了後のコース上
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レース終了後のサーキット内にて
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レース終了後のコンコルド橋にて


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掲載内容はF1カナダグランプリの観戦にもとづいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。